エッセンシャル思考

自分の解釈として、達成したい目標に全人生を捧げられるかどうかという筆者からの問いが感じられた。

成果を出すには「家族」「友人」「健康」「仕事」のうち一つを無くさなければならないと書いてあった。(さらに成果を出したければ二つを無くさなければならない)私は友人を無くしているつもりだ。友達からの誘いは全て曖昧にしたり、キッパリと断っている。だが、もうひとつ犠牲にするとしたらなんだろう。「健康」を害せば仕事が間に合わなくなり、本末転倒になる。「仕事」は私の夢を叶えるのに必要。「家族」は私の数少ない、信用してくれる人たちだ。二つに絞るのには今の私には難しい。

「偉大な成果を成し遂げている人たちは、刺激的な日々の毎日ではなく、毎日の地道な習慣でできている」

本当に毎日の積み重ねなんだ。逆にその地道な積み重ねを妨げるものは徹底的に排除する。人は、「トリガー」→「行動」→「報酬」というふうに動く。例えば、朝YouTubeを見て、ラーメンの広告を見る(トリガー)→ラーメン屋に立ち寄る(行動)→食べる(報酬)という感じだ。成果を出す人はこの「トリガー」を徹底的に排除している。

 

ここからは私が今後やる実践だ。これから何か物事をしているときに自分を客観的に見てみる。そのときに、この物事のトリガーはなんだ?と問うようにしてみる。そしてそのトリガーを発見し、徹底的に排除する。そして逆に、このトリガーを良い方向に向けることができると思う。私の場合は、彼女が書いてくれた手紙を毎日朝一番に読む。これをすることでYouTubeをするというトリガーがかかり、そこから報酬へ行く。

 

自分の解釈であった、達成したい目標に全人生捧げられるかどうか。だが、今の自分は、いろいろなところに旅をしたり、友達とワイワイするのが楽しいことだ。でももしこの本に書いてある通り、毎日地道な積み重ねを毎日できたならば、楽しいことが目標達成になるのかもしれない。というかそうなると直感で感じている。

 

おまけ

成果を出す人ほど良く眠る。

睡眠は成果を出す上で必要不可欠だ。偉大な経営者はショートスリーパーが多い。アカシアサンマは眠らない。武井壮は45分しか眠らない。という言葉にどれだけ踊らされてきたか。睡眠を減らしてまで作業をするというのは真っ赤な嘘だ。

ここからは私の持論だが、睡眠時間を削るということは、もちろん起きている時間が長くなるということだ。それは、誘惑に耐える時間も多くなるということだ。疲弊しまくった脳が、誘惑に勝つのは正直できることではない。もしそこで自分に甘えが出て、いつもの習慣と違う、ラーメンを食べると言ったことをしたらどうだろう。そのラーメンを食べたことで全ての習慣がパーになり、本末転倒だ。だから、作業を終えたら、疲れる前に寝てしまえばいい。そして、頭が冴え渡っている時間に作業をし、疲れたら昼寝、起きて作業してご飯食べての一日を繰り返す。これが成功への道だ。

空白の時間を作れ。

アイザックニュートン万有引力。これは木から落ちるりんごを見て発見したと聞いたことがある人は無限にいるだろう。このときニュートンは何をしていたか。何もしていない。ニュートンは2年間何もしていなかったのだ。人がアイデアを思いつく瞬間というのはどんなときだろう。それは、リラックスしていて、なにもしていないときだ。今の世の中は情報に溢れかえっている。この情報を一切入れない時間を作ることによってなにができるか、それは、自ら思考する時間ができるということだ。この時間が成果を出すには必要不可欠な時間だ。